グラミー賞とアカデミー賞という大きなイベントが終わり、少しずつ落ち着きが戻ってきている3月のロサンゼルス。
まだ寒暖の差があって寒い日もありますが、カリフォルニアならではの太陽が燦々と輝くとポカポカと穏やかで、本当に気持ちいい！そんなLAより、これから数回に渡ってMirroir目線での楽しい情報をお届けします。
LAで話題のレストランink.
la_report01_p03ショッピングでも人気のメルローズ・アベニューにオープンしたink.(インク)は、今、LAで最も予約の取れない人気レストランのひとつ。
料理は「モダン・ロサンゼルス料理」と表現されるフュージョンで、シェフの独創性あふれる面白いメニューがいっぱいです。
オーナーシェフのMichael Voltaggio(マイケル・ヴォルタジオ)氏は、全米の人気テレビ番組「TOP CHEF（トップシェフ）」で、2009年に兄弟対決の末に優勝した人で、他にも数々のタイトルを獲得しているセレブリティシェフです。15歳から料理の世界に入り、ヨーロッパの有名ホテル等で修行を重ねた後、ink.を開店しました。
近頃のこちらの人気レストランは必ずと言っていい程、「和」の要素を取り込んでいます。Shiitake mushroomとか、Yuzuとか、Dashiとか。ここink.も同様で、椎茸を使った料理をいただきました。
Shishito Peppersは、グリルした大ぶりのししとうにかつおぶしをまぶして、自家製の豆腐のマスタードで食べるもので、まるで和食のような料理。日本の食材や風味は繊細で面白いのでしょうね。
今回はいくつかアラカルトをいただきましたが、どれも盛り付けにもこだわりが感じられました。
中でもBeef tartare（特製ビーフタルタル）はケーキのようなプレゼンテーションで、おもしろかったですよ。
今回の一番のお気に入りは、デザートのGrapefruit curd, cilantro sorbet, lime meringue avocado。グレープフルーツのケーキに、パクチーのソルベ、アヴォガドとライムのメレンゲという組み合わせが、とても新鮮。パクチー好きにこのソルベは結構ハマるかもしれません。
店内は終始賑わった感じで、サービスもよかったです。盛りつけやプレゼンテーションはinteresting…という言葉ぴったり！
ロケーション、来店している人々が素敵でエキサイティングだったりするので、雰囲気も楽しめますよ。
ink. by Michael Voltaggio
8360 Melrose Avenue
Los Angeles CA 90069
Tel: +1-323-651-8399