Qorretcolorage - コレカラージュ

これから彩り重ねる人生
マチュアを楽しむ、ヒトマガジン
A

Special Interview | Vol.1

~干場義雅~

   Text : Keiko Hirayama
Photo : Noriyuki Kaseda

欧米のヴァレンタインデーは、男性が女性に愛を伝えるためにギフトを贈ります。
でも日本はまったく逆。その現状がおかしいのでは?と疑問を呈するのは、さまざまなメディアで活躍する人気ファッションディレクターの干場義雅さん。毎回Mirroirのイベントでも、女性を美しくするスタイルクリニックを開催している干場さんに、ヴァレンタインに関するお話を伺いました。

ー そろそろヴァレンタインデーですが、干場さんはヴァレンタインをどんな風にお考えですか?

僕は、男性が愛や感謝の気持ちを伝えるために女性にギフトを贈るという、言わば原点に戻るべきだと思っているんですよね。欧米のヴァレンタインは、男性から女性ギフトを贈るのが普通でしょ。なんでもレディファーストじゃないと…(笑)。
日本は「本命」とか「義理チョコ」とかいって、ある意味儀礼的になって本末転倒になっています。そもそも、愛を伝えるのにチョコレートじゃないといけないっていうのもおかしいし。今年は原点回帰し、日本でも男性から女性へ心を込めて何かを贈るべきではないかと。そもそも女性がいるからこそ、男性が輝いていられるわけですから。

_C8X0348

ー 実際に贈るとしたら何を選ばれますか?

僕なら、ちょっとキザかもしれませんが花束(笑)。花束をもらって、嫌な気持ちになる女性はいないでしょ。
海外では”One dozen Rose”、1ダースのバラを贈るという習慣があるんです。例えばヨーロッパでは昔から、男性がプロポーズをするときに12本のバラを束ねて女性に贈る。そして、女性が「Yes」という返事をするときに、男性にバラを1本返すんです。なんだか素敵なストーリーでしょ!?(笑)。ちなみに12本のバラにも「感謝」、「愛情」、「誠実」、「信頼」など、それぞれに意味があるんです。
今、フラワーバレンタイン推進委員会と協力して、2月14日に男性から女性に花を贈りましょうというキャンペーンのお手伝いもしているんです。日本でも男性から女性へ、花を贈る習慣をもっともっと定着させていきたいですね。

ー 花は他のギフトと何が違いますか?

見た目の美しさももちろんですが、香り、色、生命(エネルギー)など、五感に響くでしょ。五感に響くというのは、生きていることを実感する瞬間でもあります。その瞬間を共有することは、素晴らしいこと。二人の距離も縮まりますよ。

ー でも、日本の男性はそうした行動に照れてしまいますよね。

最初は照れるかもしれないけど、これだけグローバルな時代になっているんだから、そんなことを言っていたらナンセンス(笑)。女性をいつでも尊重し、男性から先に行動を起こすべきです。チョコレートをもらって喜んでいる場合じゃない。

ー ところで、干場さんが最初に花を贈ったのはいつ頃ですか?

高校生のクリスマスの時ですね。そのとき付き合っていた彼女に、手紙を送って…。で、そのメッセージに「何時に●●駅で待っています。サンタより」と書いてしまった…(笑)。当時、真面目だったんでね。サンタって書いてしまったから、本当にサンタの格好をしなくちゃマズイと思って。慌てて、サンタの洋服を買って着て行きました。真っ赤なバラの花束を片手に待って。完全にコスプレ(笑)

ー 干場さんがサンタの格好?! 彼女のリアクションは?

完全に引いてましたね(笑)。最初がこうでしたから、花束を贈ることに今は照れも何もないですね。
でも、そういう彼女の反応も自分が行動したからこそ見えたことです。相手の表情から肌の温度、匂いまで感じながら、つまり五感を総動員してコミュニケーションする。五感を使わないと感受性が鈍ってしまいます。

ー 現代は現実感のない人間関係が増えているのかもしれませんね。

そう思います。その意味でMirroirは、体感を重視している珍しいイベントなので、いいと思うんです。
ネイルならその場でネイル、食べ物ならその場で食べて味わうという臨場感のあるイベント。しかも、一般の方々のためのイベントというのが新しい。一般の方々はなかなか展示会に行く経験って少ないでしょ。だから、こういうリアルで体感出来るイベントって、とってもいいと思うんです。

ー 最後に花選びのポイントを教えてください。

五感で響くように、香りの高い、旬の花でしょうか。「旬」とは、一番エネルギーに満ち溢れている状態のこと。その場で一番エネルギーにあふれている花がお薦めです。元気な花をプレゼントしましょう。その力も彼女に贈ってください。女性を尊重していれば、自然と花を贈ることが特別でも何でもない、日常になってくると思います。
今年のヴァレンタインがそのきっかけになってくれるといいですね。

フラワーバレンタイン推進委員会

http://www.flower-valentine.com/

フラワーバレンタイン推進委員会の干場さんのインタビュー

http://www.flower-valentine.com/interview/interview1.html

ラグジュアリーTVの連載『干場雅義のBellisimo!なお買い物 vol.17』でも、お花の贈り方の番組を見ることが出来ます。

http://luxurytv.jp/

干場 義雅
(Yoshio Hoshiba)
さまざまな男性ファッション誌の編集者を経て『レオン』の創刊に参画し、ちょいワルブームと立役者となる。その後『オーシャンズ』を立ち上げ、副編集長 兼 クリエイティブディレクターとして活躍。人を素敵に変身させるテレビ番組で人気に。現在はフリーランスのファッションディレクター/クリエイティブディレクターとして、男性誌はもちろん、『STORY』や『Domani』といった女性誌、Fashion TVでのリポーター、トークイベントなど様々なメディアで活躍。自身が監修したANAの機内誌と連動したECサイト「大人の旅のセレクトショップ」をオープン。企業のコンサルティングやブランディング、またマンツーマンでスタイリングのアドバイスを行う「スタイルドクター」としての顔も併せ持つ。エイジングケアを意識した化粧品『Bellssimo』のプロデュースなどもスタート。
http://bellissimoblog.luxurytv.jp/

LATEST ENTRIES

Revive Japan - Travel Note 番外編

高湯温泉

Text : Keiichi Hasegawa

『似合う』があるハッピーライフ 番外編

ビューティーグッズがあるハッピーライフ

Text : Harumi Nakajima

『似合う』があるハッピーライフ Vol.10

祝 成人〜娘の振袖選び〜

Text : Harumi Nakajima

温泉くん Vol.23

湯ノ花温泉(福島県)

Text : Ayumu Komatsu

NEWS & OHTER TOPICS

Hope Pageants International

Revive Japan - Travel Note Vol.5

「木を食べる」- 静岡理工科大学 志村 史夫 教授

Text : Keiichi Hasegawa

『似合う』があるハッピーライフ Vol.9

骨格タイプ別 トレンチコートの着こなし

Text : Harumi Nakajima

Revive Japan - Travel Note Vol.4

「木を食べる」-天竜 T.S.ドライシステム協同組合

Text : Keiichi Hasegawa

icon-arrow-lup