こんにちは。温泉王子、通称「温泉くん」こと小松 歩(こまつ あゆむ)です。
今回ご紹介する温泉は、千葉県・南房総の秘湯「弁天鉱泉」です。
温泉のイメージがあまりない千葉県。意外ですが、都道府県別温泉地数でトップ10に入るほど、実は温泉の多い地域です。有名温泉地のような温泉街は少ないですが、静かで落ち着いた、秘湯的な一軒宿が各地に点在しています。そのため、穏やかに大人の時間を過ごせる「隠れ家」的な温泉が多いのが特徴です。
「弁天鉱泉」もそんな温泉のひとつ。内房・南房総市の高台に建ち、美しい海の景色を望む一軒宿です。温暖な気候と大自然、都会の喧騒から離れた、時間のゆっくり流れる空間は、まるで離島に来たかのような雰囲気です。しかし、都心からでもアクアラインを経由して、1時間半ほどで行けちゃうアクセスの良さは嬉しいところ。また、静かに過ごせるよう、1日の宿泊客を限定4組と制限し、隣の部屋は必ず空き部屋にする配慮は、さすがのこだわりです。
ここの温泉の特徴は、千葉県では珍しい「にごり湯」。しかも、時間の経過とともに、無色透明→エメラルドグリーン→乳白色…と、日に何度も色が変わります。その理由は、科学的な調査でもわからないため、「神秘のにごり湯」なんて言われています。
泉質は、含硫黄・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム/炭酸水素塩・硫酸塩泉。多くのミネラル成分が、バランスよく含まれています。ほのかな硫黄の香りが鼻をくすぐり、ツルツルすべすべでしっとりとした肌触り。入ってみると肌に吸い付くような浴感の美肌の湯です!硫黄パワーで毛細血管まで血行が促進され、炭酸水素塩がお肌を乳化させ、余分な皮脂を落とし、最後に硫酸塩が天然の化粧水の役割をしてくれます。いろんな成分が、それぞれの役割を果たし、美肌へと導いてくれます。湯上り後はお肌もっちりツヤツヤの、マルチビタミンのような温泉です!
この時期は、ご家庭でも「にごり湯」に入りたいですよね!
僕が使っているのはコレです↓
『お湯物語 贅沢泡とろ 入浴料 クリーミーミルクの香り』
乳白色のお湯と、美容成分のたっぷり溶け込んだとろみ泡で、お肌はうるぷるです!
南房総は海の幸も魅力的!夕食は食べきれないぐらいの新鮮なお刺身盛り合わせや、伊勢エビの活き造りなど、感動の食材が待っています。