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セカイ通信 SYDNEY篇 | Vol.3

太古の原生林を歩く タスマニア

   Text : Mako

今回のシドニー通信は、オーストラリア最南の州「タスマニア」からの旅レポ。南の玄関口ホバートから入って東海岸を北上し、北部の都市ローンセストンまでレンタカーで走ります。

タスマニア州はオーストラリアの南東に位置する、ちょうど北海道くらいの大きさの島。
日本からタスマニアまでの直行便はなく、一度メルボルンやシドニーに入り、そこからフェリーや飛行機で行くことになります。ちょっとアクセスが不便ですが、そのぶんタスマニアならではの手付かずの大自然と豊かな海の幸&山の幸がお出迎えしてくれます♪
それもそのはず、南へ行くとそこはもう南極大陸。ここは汚れた空気や海水と無縁の場所なのです。

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タスマニアには世界遺産を含む約20もの国立公園があります。その中でも最も古く独自の自然体系を観察することができると言われる「マウントフィールド国立公園」が今回の旅の始発点。
まるでジュラシックパークの中に迷い込んだかのような、鬱蒼とシダの茂る原生林・・・
ひんやりと肌にまとわりつく湿気を感じながら歩いて行くと美しい「ラッセルの滝」が現れます。

マイナスイオンをたっぷり浴びて、細胞レベルで若返った気分。

翌朝、ホバートから車を走らせ東海岸を北上。次なる目的地「フレシネ国立公園」に到着です。
さっそくかわいい野生動物たちに遭遇しましたー♪

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小型のカンガルーみたいなワラビー。

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うっかりすると見過ごしてしまいそう・・・ ハリネズミです。

階段だらけの山道をひたすら登ること約1時間、展望台につくと美しい曲線を描く「ワイングラスベイ」が眼下に広がります・・・ウットリ。

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コバルトブルーの海の美しさに、すっかり疲れもふっとびました。

この日の夜は、海辺の小さな町「スワンシー」のプライベートビーチに面したコテージに宿泊。
海辺にある平屋の一軒家。これ、まさに私の理想の家。

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養殖場の直営店で山盛り買い込んだ生牡蠣とキンキンに冷やした白ワインが今夜のディナー。

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ペッパー&レモンでいただく夢の”わんこ生オイスター”。ミネラルたっぷり!

夜は暖炉の炎を眺めながら早めに就寝。実は夜宵っ張りの私が早寝したのには訳があります。そう、この朝日をどうしても見たかったから。まだ薄暗い時間から波打ち際まで行き、この瞬間をじーっと待っていました。

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太陽へと続く道。人っ子ひとりいない海辺。
素敵なご来光を拝めて幸先のいい一日のスタートです♪

今日の目的地は「クレイドルマウンテン国立公園」。途中寄り道をしながら約5時間以上のロングドライブが待っています。

『魔女の宅急便』のキキのパン屋さんのモデルとも言われているカフェでお茶したり、ベリーファームで食べきれないほどのボリュームのランチを食べたり、楽しい寄り道ポイントがいっぱい。

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ベーカリーには小さなお宿も併設されています。

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新鮮なベリーたっぷり。ふわっふわで甘すぎず日本人好み♪

ドライブも2/3の行程を過ぎお腹もいっぱいなりました。でもまだまだ最終目的地のクレイドルマウンテンには向かいません。「トロワナ・ワイルドライフパーク」のタスマニアデビル餌付けショー。ここが心待ちにしていた最後の寄り道スポットです。

たくさんのタスマニアデビルに会える喜びでハイテンションだった私たちが入り口で目にしたものは、B級臭がプンプン漂うあやしげな巨大タスマニアデビルのハリボテ・・

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えーもしかしてハズした?と思いながら恐る恐る入園してみると、これが意外と面白かった。

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ウォンバット抱っこ中。まだ子どもだというのに、この子、お、、、重い。

お次は餌付けショー。あんなかわいい顔をして、小動物の生肉の足やら腕を唸り声を上げながら食いちぎる様子をみると、だからデビルって名前付けられたんだなーと妙に納得。

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ウーウー、ガルルル〜っ。

思いのほか楽しんでしまったおかげでもうすっかり日暮れ間近。
ここからまた標識もない暗く長い山道をひとっ走りしないと今日のお宿につきません。
まずいまずい・・・急げ!

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・・・ようやく到着。世界自然遺産に指定されている国立公園の中にある「クレイドルマウンテンロッジ」は山小屋風の風格ある建物が目印。暖炉の炎を眺めながら美味しい夕食に舌鼓♪

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世界自然遺産の山奥でいただくアンガスビーフ。とても柔らかい。

翌朝はロッジの敷地内(といっても世界自然遺産)を軽くトレッキング。

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そして今回の旅のハイライト「ダブ湖」へ。晴天率が低いと聞いていましたが、この日はちゃんと青空も見られて最高のトレッキング日和となりました。

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私たちは、歩きやすいダブ湖一周ルートを選択。湖の水が茶色なのは「ボタングラス」という植物の根に含まれるタンニンが溶け出しているからだそう。泊まったコテージの水道水も同じ色をしていました。フロントの人に、「この色の水はむしろ体にいいので、どんどん飲んでくださいね!」と言われました。

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歩きやすく整備されたトレッキングルート

最終地点のローンセストンに到着。ここで最後の夜に食べたWAGYU熟成肉のステーキは、柔らかくて噛みごたえのある不思議な美味しさでした。

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赤ワイン飲み過ぎでピントが合っていなくてごめんなさい・・・

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生牡蠣ももちろん頼みましたよ♪今日はポン酢で。

そうそう、タスマニアはどこもお料理が美味しかったのですが、生姜(ガリ)やポン酢、わさびなど日本の食材を積極的に取り入れたお料理が多かったかも。

写真が上手に撮影できなかったので、ぜひこのお店のHPをご覧ください・・・

Black Cow Bistro Launceston

http://blackcowbistro.com.au/

70 George Street
PO Box 353, Launceston, Tasmania 7250 Australia

駆け足のドライブ旅行でしたが、かなり充実の5泊6日を過ごしました。
こんな辺鄙な場所に?!というところにとっても美味しいレストランがあったり、トレッキング中に野生動物に出会えたり、見たこともないきれいな草木を見つけたりと嬉しい発見の連続でした。
山や湖のある変化に富んだ風景、滋味溢れる新鮮な食材、やさしいタスマニアの人たち。
また機会があれば、こんどはゆっくりと来てみたいです。

マコ
(Mako)
ライター、翻訳業。東京生まれ。ヨーロッパ、中東での生活を経て現在シドニー在住。マダム風に肌を小麦色に焼くか、美白をキープするかが目下最大の悩み。趣味:旅行、料理、アウトドアスポーツ

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