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OTONA LOUNGE | Vol.14

篠崎 恵美(フラワーアーティスト)吉田 ユニ(アートディレクター)

   Text : Masami Watanabe
Photo : Kumiko Suzuki

かっこ良くてチャーミングな大人たちの現在、過去、未来…、その生き様や考え方を垣間見ることができ、Qorretcolorageウェブの読者の皆様にもっと楽しい「今」、さらにポジティブな「明日」を感じて頂く対談企画です。

毎月のゲストが翌月にはお友達を招き、ホストになるリレー形式で展開していきます。
今回は、前回のゲスト、吉田ユニさんがフラワーアーティストの篠崎恵美さんをお招きしてお届けします。

篠崎恵美さんは、「独自の感性で花の可能性を見つけ、イメージを花で独創的に表現する」をモットーに、幅広く草花の創作活動を行なう、今注目のフラワーアーティスト。店舗の装飾やディスプレー、贈答用および各種カタログや雑誌での花のアレンジから、CHARAさんをはじめとする数々のアーティストたちのCDジャケットやビジュアル撮影への作品提供でも活躍中です。そんな篠崎さんの素顔とは一体・・・?

似ているふたり

吉田ユニさん(以下、ユニ): お篠さんに初めて会ったのは昨年の12月だから、まだ知り合って日は浅いのですが、なんか一緒に居て落ち着く(笑)。実は去年の秋に個展をやったときに、頂いたお祝い花の中で、カワイイなぁと特に印象的だったいくつかのお花がお篠さんの作品だったんです。お花だけでなくて、中には髪の毛がついているものがあったり、どれも独特の佇まいで、魅力的だったんですよね。当時はまだ面識はなかったけれど、共通の知人や友人たちから度々名前を聞いていたので、ずっと本人に会ってみたいなと思っていました。

篠崎恵美(以下、篠崎):ユニちゃんにそう言ってもらえると嬉しいです。 私はアーティストのCHARAさんと親しくさせて頂いていますが、CHARAさんの「恋文」という曲をユニちゃんがディレクターで入ってるのを見てから、ユニちゃんの作品を沢山目にするようになりました。そして確かに、私たちの間には共通の知り合いが多いですね。

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ユニ:知人宅でのたこ焼きパーティが初対面だったね。私は友人でアーティストのたむらぱんちゃんと一緒に行って、そこでたむらぱんちゃんにお篠さんを紹介してもらった。それから、なんとなく意気投合して、そのメンバーで食事をしたり、仲良くさせてもらっています。なんとなく、同じような心地いい空気の中で過ごせるので、今回もバトンを誰に繋ごうかと考えた時に「あ、お篠さん!」って(笑)。

篠崎: ユニちゃんは年齢も1つ違いで近いということもあったし、きっと仕事に本当に集中している時は眠らず、食べず、みたいな部分があると思ったので、私と仕事に対しての向き合い方や環境が近いなと感じたんです。だから、出会ってすぐにスッと仲良くなりましたね。仕事の真剣な話もできるし、仕事抜きの時はいい感じで脱力というか、ラクチンで居られる関係というか。ありがたい素敵な仲間です。

ユニ: そうですね。肩肘張らないゆるい感覚が気持ちよくて、居心地がいいのかも。今日も、偶然だけど二人とも(洋服のコーディネートが)モノトーンだね(笑)。

篠崎:本当だ!(笑)

ユニ:あらためて、お篠さんがどうして今の仕事に就いたかという話は、実は私もまだ知らなくて、とても興味がありました。その話を今日は伺いたい。

篠崎: 元々は、文化服装学院に通い、ファッションデザイナーになる勉強をしていました。デザインをすることも、洋服を作ることにもすごく興味があったし、大好きだったし、夢中になっていたんだけれど、洋服ってアイディアを出して、パターンを引いて、製作して、実際にその洋服が世の中に出るまでの工程が長いでしょう。私はせっかちなのか、どうしても結果を急いでしまう傾向があって、いつからかファッションのスパンが自分の創作意欲のスパンと合わないと思い始めてしまったんです。だって、自分自身がいちばん盛り上がって創作している時期から半年も先にリリースされるわけじゃないですか。私はアイディアが次々に湧き出てしまうタイプなので、半年後にはデザインが変わっちゃう(笑)。

原点はイマジネーションとファッション

ユニ:あー、なんか分かる気がします。私も少しせっかちだから、アイディアを出して、コンセプトをクライアントに確認に出して・・・という作業工程は時間がかかるので、時に面倒だなと感じる時があります。だって、私としては“今すぐに動きたい!つくりたい!”という気持ちになります。お仕事だから仕方がないんですけれど、すぐに形にしたくてもどかしい気持ちになりますね。・・・それと似た感覚?

篠崎: まさにそれです(笑)。だから、考えた時点から早く結果が出せることがしたかったんですね。お花の仕事は、早朝3:00に市場に行って、花を選んで、創作して、午後には納品してクライアントの反応を見ることができます。ほとんどのケースで、1日以内にフィードバックがあるから、私には合っているんです。

ユニ:なるほど、そうだね。でも、実際にどうやってお花の道に進んだの?

篠崎:学校に通っている時から、自分には何かが違うと感じていました。一度、ファッション関係の企画の仕事に就職をしたんだけれど、どこか腑に落ちてなくて。ふらっと立ち寄ったお花屋さんに「スタッフ募集」という手書きの貼り紙が出ているのをみつけて、直感で、そのお花屋さんでアルバイトを始めることに(笑)。

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決断はいつも直感

ユニ:すごい(笑)。

篠崎:でしょう(笑)。でもね、自分の中では、なんとなく“これだ!”と感じたんですね。アルバイトとして、お花屋さんで働き始めてからは独学で草花について勉強しました。いわゆる師匠にあたる人がいなかったので、働きながら仕事を覚えて、お店でいろいろな実験をさせてもらいました。例えばね、お花屋さんの敷地内に庭があったので、そこに色々な植え方を試してみたり、切り花をいろんな場所に置いて、どの環境が長持ちするか・・・だとか、思いついたことをあれこれ試していました。それをお客様に、「○○だとこうなりましたよ」とかとコミュンケーションを取る中で、少しずつ信頼を得て、お客様と繋がっていきました。

ユニ: その探究心がお篠さんらしいね(笑)。それで、そのお花屋さんにはずっとアルバイトとして務めていたの?

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篠崎:スタートはアルバイトでしたよ。少しずつ慣れていった頃、就職先のファッションの会社を退社して、本格的に花屋務めに専念しました。それから7年、そこで黙々とお花と向き合って仕事をしました。

ユニ: 7年はすごいね。お花屋さんの独立って、イメージが湧かないのだけど、お篠さんはどういう形で独立に至ったの?

篠崎:独立を特に考えていたわけではなかったんですね。でも、お花屋さんの入っていたビルを持っていた大家さんが亡くなられて、いろいろあったんですが、結局、その土地が住居用マンションに建て替えられることになって、お花屋さんが閉まることになった。 その頃、私はそれまでに貯金した100万円でイギリスに留学しようと考えていて、それがお店の閉まるタイミングとちょうど重なった感じになり、貯めたお金の半分の50万円をポンドに替えて・・・。

ユニ:え!イギリス?それで?

篠崎:それが、ロンドン行きのチケットを購入しようと思った矢先に、お花の仕事がどっと入ってきたんです。お花屋さん時代の常連さんたちが、お店が閉まった後のことを心配して色々と注文を下さったんですね。

50万円で・・・

ユニ: それで、イギリスには行ったの?行くのをやめたの?

篠崎: やっぱり、私にとってお客様の存在は大切で、とてもお世話にもなっていたので、仕事を受けました。それが独立のきっかけです。イギリス行きをやめた代わりに、残りの50万円で小さなワゴン車を購入して、市場に行ったり、作ったお花を納品したり・・・。

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ユニ:そういう形で独立に至ったのね。それがいつ頃のことですか?

篠崎:2009年。だから、今年は独立して7年目になります。ユニちゃんは独立して何年になるの?

ユニ: 私は2007年に独立したから、今年9年目。なんだか、「7」という数字が頭に残っていたから、私はお篠さんにずっと「同じ2007年に独立した〜」と話していたけれど、ちゃんと思い返したら9年だった(笑)。私は、未だにアシスタントもいなくて、ひとりでやっているけれど、お篠さんは最初から誰かと一緒だったの?

篠崎:私も最初の5年間はひとりでしたが、今はスタッフが一人います。

ユニ:アシスタントを迎えたきっかけは何かあったの?

篠崎:お店やカフェの装飾の仕事は、営業終了後の夜中や早朝に行なうことが多いんだけれど、ちょうど5年前のある夜、ひとりでカフェの天井装飾をやっていたときに、いつものように鼻歌を歌いながら作業をしていました。深夜のビルってとってもシーンとしていて、広くて、、そしてふと下を見たら、急に物凄く怖くなってしまって、冷汗かいて、動悸がして、どうしようもない恐怖感に襲われたことがありました。急に高所恐怖症になってしまったんです。(笑)それで、一人ではダメだと感じて、現在のスタッフに加わってもらいました。やっぱり誰かがいるっていいですよ。

ユニ: そうだったのね。確かに、私の作業と違って、お篠さんは何かを運んだり、大きな動きをする機会も多いだろうから、手伝ってくれる人がいたほうが心強いのかもしれない。ところで、お篠さんはどこで生まれ育ったの?

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両親の影響

篠崎:栃木県の宇都宮です。高校を卒業するまで、ずっと宇都宮で過ごしていました。

ユニ:ご両親やご家族は、今も宇都宮に?

篠崎:そうです。父は、地元で鉄や金属を扱う工場を経営していて、弟がいるんだけれど、今は弟も父の会社にいます。母は、ものすごく天然で、世の中に怖いものなんて何もないって本気で思っているようなタイプ(笑)。

ユニ:わ、素敵!(笑)
私は、母が昔から造花をやったり、彫金をしたり、モノをつくることが好きだったから、今、思い返すとなんとなくその影響はあったのかなって思っているけれど、お篠さんは、お父様とお母様のどちらの影響が強いのかな?

篠崎: 私の母は、普通であることを望むタイプ。きっと、私のことも「ずっと地元で、普通に就職をして、普通結婚して、、、」と真剣に思っていたのだと思います(笑)。父は常にポジティブで、探究心がある感じかな。だから、私はどちらかというと父に似ているような気がします。子供の頃から、常にやりたいことがあったし、実はいつも目標を持って進んできました。基本的には直感で決めたり、動いたりするタイプなんだけど、意外と先もみてる(笑)。
だから、何かを始めたら長いの。一応、自分でやると決めたことは3〜4年というタームでは続けてきましたね。最初の就職先だけです、6ヶ月で辞めたのは(笑)。でも、それはお花屋さんになった時のことだから、その時に新しく始めたことが既に14年も続いているということになります。

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ユニ:なるほど、お篠さんはちゃんと戦略的に物事を考えられるタイプだね。素晴らしいな。

篠崎: 決断はいつも直感なんだけど(笑)でも、失敗もたくさんしてきました。うまくいかなくなった時は、父や母がその度に「頑張れ!」と応援してくれるので、感謝しています。

オンリーワンのお花屋さん

ユニ: そういえば、お篠さんも事務所(アトリエ)を引っ越したばかりで、今度、お花屋さんも始めるって聞いたけど、どんなお花屋さんなの?

篠崎:私の原点は、花の固定観念を覆して、オリジナルの独特な花束やアレンジメントを提供していくことなので、他にないお花屋さんがしたいです。 平日は打合せと通常の創作活動に専念して、お花屋さんは土日だけ営業するスタイルを考えています。

ユニ:面白いし、新しいね(笑)。私もやってみたいな、お花屋さん!

篠崎:専用スタッフはあえて雇わず、「子供の頃お花屋さんになりたかった。とか、お花が好きで興味がある」アーティストさんやデザイナーさんとかに一緒にお店番して頂くのも面白いかなって、実は真剣に思っているんですよ(笑)。ある週末は、デザイナーの○○さん、またある週は、アートディレクターの吉田ユニちゃん、みたいに(笑)。ユニちゃんもやりたいって言ってくれてたよね。他業種のお仕事をしてる方のが、斬新で他の人には思いつかないような組み合わせ、色合わせでブーケを作る気がするんです。そのほうがお客様も喜ぶと思う。

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ユニ: そうかな?(笑)
私ね、確かに今でもお花屋さんに行くと、かなり細かく指示してしまう傾向はある。そこ、それじゃなくて、もっとこうして欲しいとか、そこはもう少し飛び出すように、とか、そのラッピング用紙にはその色のリボンではなくてこっちがいい・・・とかね。うるさいかも(笑)。

篠崎: やっぱり、向いてる!(笑)

ユニ: なんか楽しそうだね。確かに、ある年齢になると、他の職業を体験できる機会もないから、時々週末にお花屋さんになれることは嬉しいかもしれない。子供の頃、お花屋さんに憧れた人も少なくないはずだしね。お篠さんの子供時代はどんなだったのかしら?

篠崎: ぼーっと空想することが好きな子供でした。幻覚ではないけれど、イマジネーションが豊かすぎて、ヴィヴィッドな色合いのモノを見つめていると、そこが万華鏡のように動き出したり、いろんなことを想像して遊んでいられるような子(笑)。一応、お友達はいましたけど、男の子と遊ぶほうが多かったかな。不思議な子供だったと思います(笑)。

ユニ:私もひとりで遊ぶことが得意で好きでした。 一人遊びと、友達と遊ぶ時の自分と、無意識に使い分けていた気がします。お篠さんと比べて、私の一人遊びは空想というより、リアルの追求でしたけれど(笑)。

篠崎: ユニちゃんは現実派ね(笑)。私は現実逃避というか、妄想をいっぱいしていたほうだから、映画を観ても、人とは別の切り口から入っていったり、違った視点である一瞬の場面を記憶していたり。

ユニ:お互いに、幼少時代の一人遊びが今の仕事に繋がっているって面白いね(笑)。お篠さんはいつも笑顔だし、自然体に見えるから何かに悩んだりすることがないように見えるけど、実際はどう?

篠崎:うーん、あまり悩んだ記憶がないかもしれない(笑)。決して、鈍感ではないんですよ。実はかなり敏感なほうで、「あ、今こう思われた」とか「今日、こんなこと言われた」とかということに気がつくし、一瞬は落ち込んだりもするんだけれど、すぐに忘れちゃう(笑)。あ、先程の話で、両親の影響・・・というものがありましたけど、そう言う意味ではそこは母の影響なのかもしれません。明るくて、おおらかな母に育てられたので、ある程度悩んだら、忘れちゃうのか、悩むことを終わりにしちゃう傾向はあるかな。だから、ピンチをピンチと思わないし、悩んでも結果的にすぐに乗り越えられちゃう。幼少のころの空想や現実逃避も実はそういうところで、良い影響なのかもしれませんね(笑)。

ユニ: やっぱり、お篠さんって素敵!(笑)。いつか一緒にお仕事もしたいな。

篠崎:私もユニちゃんとぜひ仕事をしてみたい。きっとね、ユニちゃんってピンクはピンクでも「こういうピンク色!」とか「こういう感じ! 」というイメージが明確にあるような気がするんです。私はアートディレクター吉田ユニが思い描く色を花で探して、表現したいなって思っています。私はクリエーター、職人というポジションだから、デレクションを行なうユニちゃんの下で、力を発揮できるような気がしているの。ユニちゃんの世界観の中で、お花の分野は任せて!みたいなね。

ユニ:私も篠さんには安心して、全幅の信頼で任せられると思います。お篠さんがつくる斬新で、意外な組み合わせで表現される花の世界は、私のデザインも大いに刺激されそうで、ワクワクします。

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いつまでも固定観念を裏切り続けたい

篠崎:草花は生き物だから、本当に面白いです。市場に行ったとき、私は花の種類とかではなくて、個性的な花に強く惹かれます。なんていうか、美しく咲いているだけのものではなくて、「この子は、どうしてこんな向きを向いているんだろう」とか「他の同種の花と比較して、芯が大きいんだろう」とか、ほかとは少し違う、個性があるのを見つけてしまいます。そういう花をどんな風にアレンジしようかと考えることがとても楽しいの。あとは、贈る相手のことをリサーチして、その人のイメージや喜びそうなものを想像しながらつくることも好き。もちろん、お祝い花は、送り主のリクエストも大切なんですけれど、やっぱりお花は贈られた人が笑顔になってくれてこそだと思うんです。

ユニ:私は、匂いに敏感なので、花の香りで記憶が呼び覚まされることもあるくらい。だから、季節の香り、好きな香りの花をついつい選んでしまう傾向があるのだけど、お篠さんにとって、花の匂いという要素はどうなのかしら?

篠崎: 今の時期なら、ジャスミンがいい・・・とか、香りも気になるポイントではありますね。贈る先によっても、そのあたりは考えたりはしますよ。昔から、母が庭で花壇をつくって、花を育てていたので、今思うと、常に家にはお花がある環境でした。なんとなく、そのときの匂いの記憶と、母が楽しそうに花の手入れをしていた映像が私と花の距離を近いものにしてくれているんだろうなと思いますね。

ユニ:お篠さんは本当にお花が好きなんだね。これからも活躍の舞台は、日本が中心?海外進出も考えているのかな?

篠崎:海外にも興味はあります。7年前に、予定通りにイギリス留学を実行していたら、今頃はもしかして語学も上達していて、何かが違っていたかもしれないとは思ったりすることもあるけれど、自分が選んだこの7年間はとても充実していたし、出会えた人々にも感謝しているので、あの時の自分の直感は間違っていなかったって思います。

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ユニ: そう言い切れることは素敵なことだと思う。お篠さんは、話し方もおっとりしているから、そもそもせっかちにも見えないし、話し方や表情に感情や熱さ、強さが出にくいですよね、いい意味で。でも、実際はとっても強い人で、とっても熱い。そのギャップが素敵だと思う。

篠崎: うん、同じ言葉を返したい(笑)。でも、ありがとうございます。ユニちゃんに褒めてもらえるのは素直にとても嬉しいです。

ユニ:それで、7年前のポンドは使ったの?(笑)

篠崎:数年前に一度、イギリスには行ったんですけれど、結局手続きが面倒だったこともあり、まだあのときのポンドは使っていなくてそのまま(笑)。フラワーアーティストとして独立したときの思い出として、もう少しこのまま取っておこうかなと思っています。

ユニ:そうなんだね。それも面白いのかも。それで、ここのお花屋さんのスタートはいつ頃になる予定ですか?

篠崎:6月後半の予定で準備を進めています。このアトリエは“自分の部屋”というイメージで、日によってレイアウトが変わったり、いろいろと妄想を現実にする計画が密かに実行中です(笑)。部屋にする理由は、お花を購入する時、みんな自分の部屋を想像しますよね。イメージがつきやすい環境をつくりたいなと思って。でも私の部屋は、完全にブッ飛んでますが・・・(笑)。

ユニ:それはますます楽しみだね(笑)。今はこんなに真っ白だけど、どんな空間になるか早く見たい!

篠崎: きっと、ここにお花を買いに来てくれる人は普通じゃない花を求めてくると思うので、空間もオリジナルに、自分のやりたかった場所を作り上げようと思っています。これからも自分の感性や直感を信じて、今できることを一生懸命に、お花と向き合っていたい。やっぱり、私はいつまでもお花の固定観念を壊しながら、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいんですね。

ユニ:インタビュー下手の私を相手に、素敵なお話をありがとうございました。

篠崎:こちらこそ、お話が得意ではないので、相手がユニちゃんでよかったです(笑)。ここにもまた遊びに来てくださいね。アルバイトも歓迎です!

篠崎 恵美
(Megumi Shinozaki)
2009年独立。
独自の感性で花の可能性を見つけ、イメージを花で独創的に表現する。
花の一般的な業務の他に、ウィンドウや店舗の広告やカタログの大型セット、アーティスト写真やCDジャケット、ミュージックビデオやLIVEグッツ、スタイリストさんの衣装制作などにもお花を落とし込む。その他、ミュージシャンや作家さんの自邸、海外の個人邸のガーデンデザインから施工までも承っている。
http://edenworks.jp/
吉田 ユニ
(Yuni Yoshida)
1980年生まれ。女子美術大学卒業後、大貫デザイン入社。宇宙カントリーを経て2007年に独立。広告、CDジャケット、映像、装丁など幅広く活動中。最近の主な仕事に、ラフォーレ原宿 、Mercedes-Benz Fashion Week Tokyoキービジュアル、三越伊勢丹「GLOBAL GREEN」キャンペーン、木村カエラやCharaのCDアートワーク、野田秀樹演出舞台「THE BEE」「半神」のアートディレクション等。
http://www.yuni-yoshida.com/

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