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温泉くん | Vol.20

蓮華温泉(白馬岳蓮華温泉ロッジ)

   Text : Ayumu Komatsu

こんにちは。温泉王子、通称「温泉くん」こと小松 歩(こまつ あゆむ)です。
今回ご紹介する温泉は、白馬岳の秘湯「蓮華温泉」です。

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長野、新潟、富山、岐阜にまたがる中部山岳国立公園内、標高1475メートルの高地に湧く「蓮華温泉」。新潟と長野の県境に位置しますが、住所で言うと、新潟県糸魚川市です。
温泉の発見は、1617年。かの上杉謙信が、銀山採掘の際に見つけ、信玄の隠し湯ならぬ「謙信の隠し湯」なんて云われています。

蓮華温泉に存在する施設は、「白馬岳蓮華温泉ロッジ」の一軒のみ。白馬岳や朝日岳などへの登山拠点であり、毎年10月20日~3月下旬の冬期間(もう今年は休業に入ってしまいます…)は休業する、正真正銘の「秘湯」です。そんな秘湯ですが、アクセスは意外と便利。営業期間内は、北陸新幹線の停車駅でもある糸魚川駅から、蓮華温泉行のバスが運行し、一般車の通行もできるため、自家用車でも行くことができます。ただ、最寄りの国道を逸れてから、山道を1時間。細くアップダウンの激しい山道を、のろのろと走らなければならず、運転に自信のない方には、少々怖い道です。

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そんな冒険心をくすぐる行程の先には天国が待っています。
山の中腹に建つ宿は、景色と一体化する山小屋。木造の風情ある雰囲気ですが、館内は広く清潔に保たれています。もちろん、お部屋からの眺めも最高ですよ!

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温泉は館内の内湯の他、露天風呂が4ヶ所あります。露天風呂は、ロッジから山道を歩いて5~15分ほどのところに点在し、脱衣所や雨よけの屋根のような設備はなく、「露天」というより「野天」と言ったほうがいいぐらい。

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男女別の仕切りもなく、女性の方には少し抵抗のある混浴ですが、大自然をバックに、ここだけでしか味わえない湯浴みを堪能できます。特に、高台にある「薬師湯」や「仙気の湯」は開放感も眺望も抜群!建物もなく、車の音も聞こえないロケーションに心洗われます。お湯はぬるめで、長湯向き。絶景を眺めながら、ボーっと入る温泉は、「生きてて良かったぁ!」と思える瞬間でした。

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どの浴槽の温泉も「源泉かけ流し」。生まれたまんまのフレッシュなお湯は、入るだけで元気がもらえそうです。また、5ヶ所ある温泉は、泉質もバラバラ。硫黄の香りや鉄の香りのお湯…乳白色や透明のお湯…さらっとした肌触りやつるっとした肌触り等々、温泉の個性を楽しむ湯めぐりもおすすめ!
そのためか、登山のお客さんも多く訪れますが、僕のように温泉を求めて来るお客さんも、同じくらいいらっしゃいます。

そんな大自然の温泉をご家庭でも!
僕が使っているのはコレです↓
『天然湯の花』

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乳白色の自然派入浴剤。蓮華温泉と同じ中部山岳国立公園内、奥飛騨温泉郷の湯の花です!

ロッジでの食事は、宿泊が一斉に食堂に集まり、長テーブルを囲います。その雰囲気は、修学旅行や、部活の合宿を思い出しました。出される料理は、旅館のような見た目の豪華さはありませんが、どこかほっとする家庭的な味です。

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自家発電のため、21時に消灯。人工的な灯りは全くありません。そんな中、懐中電灯片手に入る野天風呂は、運がよければ満天の星です。
もちろん、ケータイは圏外。文明から隔離されたような山奥の秘湯で、心に残る「非日常」を体感できます。

小松 歩
(Ayumu Komatsu)
1987年東京生まれ。大学の4年間を北海道で過ごし、その間に生死を彷徨う交通事故の後遺症治療で湯治を体験し、温泉に目覚める。
今では全国で1,100ヶ所以上の温泉に入り、今春には3年間努めたハウスメーカーを退職し、日々、温泉の研究に励みながら「温泉くん/温泉王子」として執筆活動をスタート。
連載に燃えています!

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