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イベントレポート

テラスライブ 熱狂宣言

   Text : Hiroyo Kitamura
Photo : Nana Ishikawa

桜が見ごろを迎えた少しだけ肌寒い夜、広尾にあるINSOLITE BEAUTE Terraceにてトークライブが行われました。作家の小松成美さんとダイヤモンドダイニングの松村厚久社長をお迎えしてのテラスライブ。小松成美さんが松村社長の生き方をリアルに綴ったノンフィクション本『熱狂宣言』のお二人です。

平日にも関わらず、お二人のお話しを聞きに沢山の方々が集まってくれました。

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外食業界のファンタジスタと称される松村社長。その圧倒的な才能に触れる機会に各地からお集まり下さった皆様。特に男性の姿が多かった様に思います。

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トークライブの前には、ウエルカムドリンクと手軽に摘まめる食事を楽しんで頂きました。
お酒を片手に初対面の方々が交流を持つひと時でもありました。

ここでお二人のご紹介を致します。

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作家/小松成美さん。スポーツ、映画、音楽、歴史と幅広い執筆活動の中、特に人物にフォーカスし丁寧な取材を重ねて書き綴るノンフィクション作家として活躍なさっております。著書にはサッカー界の中田英寿や野球界のイチロー、YOSHIKI、中村勘三郎など、数多くの人物ルポルタージュを発表。著書からは小松さんのお人柄か、全てを曝け出し信頼関係の元に執筆されている様子がひしひしと伝わってきます。

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ダイヤモンドダイニング/松村厚久社長。常に外食業界に新風を巻き起こし続け、有言実行してきた若き創業者。2015年7月には東証一部上場企業にまで昇り詰めました。ノンフィクション書籍『熱狂宣言』では、かねてから患っている若年性パーキンソン病を告白しています。書籍の中には病に屈しない強い気持ち、さらなる躍進を構想する松村社長の葛藤、苦悩、希望が描かれています。

さていよいよお二人の登場です。

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Tadashi Shojiのレースドレスに身を包んだ小松成美さん。颯爽と華やかでお美しい。
対して松村社長もお洒落なコーディネートで登場して頂きました。ストールはサンローラン、デニムはバレンシアガ、シューズはバルマンと、全身完璧に決まっております。

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小松さんの軽快な進行でトークライブを盛り上げていただきました。

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飲食業界への第一歩は、オーランドへ旅行した時に出会ったお化け屋敷からインスパイアされた「ヴァンパイア カフェ」。ドラキュラ伯爵の館をイメージしたコンセプトレストランは瞬く間に大ヒットし、“食とエンターテイメントを融合させた天才”と称される原点となったお店です。その後に“100店舗100業態”という奇跡の目標に向かい驀進していきます。“100店舗100業態”…業界では無謀と言われた目標を掲げ、見事達成!
100のお店を100通りのコンセプトで出店するという意味ですよ。本当に凄い事だと思います。恥ずかしながら、ここもダイヤモンドダイニングのお店なんだ!と知らぬうちに利用していたお店の多いこと‼ そういう方、きっとたくさんいらっしゃると思います。
達成イベントでは松村社長自らもパフォーマンスに加わり、率先して一緒に楽しんでいたそうです。
その後低迷期がやって来るのですが、高知の食材でお客様をおもてなしする「わらやき屋」や松村社長を含む1967年生まれの3人で創った「1967」等、ヒット業態の誕生によりV字回復を成し遂げます。
そこで新たな絆を作ろうと地元高知のよさこい祭りに参戦。
松村社長のポリシーとして、高知にはお店を出店しない。しかし高知への恩返し、そして経済に貢献できないかと考えた結果、ダイヤモンドダイニングのよさこいチームが結成されたそうです。

音楽も衣装も振付けも、踊り手も支えてくれた裏方も、最高の物を作り上げようとする結束力が重なり合い、なんと金賞を受賞! この結束力と達成感がそのままダイヤモンドダイニングのお店創りや運営に繋がっていて、社員1人1人が同じ方向に向かって突き進む。松村社長を先頭に社員の皆さんが同じ熱量で取り組んでいる印象を受けました。
初心を忘れず、どうしたらお客様に喜んでいただけるのだろう。常に情熱を持ってエンターテイメントとホスピタリティの融合を考える。これがダイヤモンドダイニングなのだそう。なんて風通しの良い会社なのでしょうね。
よさこいに参加を果たした後は、よさこいチームに入りたいから受けましたという入社希望者が増えたそうです。

松村社長の情熱は社内だけではなく、業界全体にも向けられています。
苦しい時には助け合い、落とし合うのではなく、飲食業界全体で手を携えて皆で上を目指そうじゃないか!と。
実際に東日本大震災後、経営に苦しむ若手社長一人ひとりに電話をして、手を差し伸べアドバイスをしたというエピソードが物語っています。思想はあっても、なかなか実行出来る事ではないですよね。
全てはダイヤモンドダイニングの社員と社員の家族のため、そして日本経済の発展のために日々力を注いでいるのです。

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著書の中では難病とされている若年性パーキンソン病の告白も赤裸々に記されています。
依頼を受けた小松さんは、すごく悩まれたそうです。全てを記す事が怖かった。私が書いた事によりダイヤモンドダイニングが揺らいでしまうのではないか?社員をはじめ株主さんを動揺させてしまうのではないか?と。
しかし覚悟を決めていた松村社長は、「大丈夫です、全てを書いてください。」と仰ったそうです。
ここに至るまでには相当な葛藤、苦悩があった事と思います。それでも、神様は乗り越えられない試練は与えない。と言って前を向く松村社長。体か動かない分、考えは研ぎ澄まされているのだそう。そして社員、家族、友達たちに支えられて孤独と思った事はない。とも。
新しい治療法に取り組み、効果も感じられているそうです。

“遊びの中に仕事があり、仕事の中に遊びがある”
“クリエイティブは目から”
“夢は大きく、有言実行”

松村社長の言葉には、心を奮い立たせるパワーがあるように感じます。
そのパワーの中にはワクワクする楽しいことも含まれているような。
私も読ませて頂いたのですが、読み終わった時に「よし!頑張ろう!!」と思える本当に素敵な1冊です。
松村社長と小松成美さんの思い、“熱狂”が存分に詰まった1冊。ぜひ手に取って読んでみて下さい。

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お誕生日が近かった松村社長へ、お花とケーキでサプライズ。
喜んでいただけて良かったです。

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終了後は、トークライブに集まって下さった皆さんが長蛇の列をつくり、サイン会が開催されました。病のため自由の利かない体で、1人ひとり時間をかけて本当に一生懸命サインして下さいました。裏のページには格言まで。こういう所にもお人柄が出ていますよね。

ライブ後のお客様の顔は、始まる前の表情とは明らかに違って見えました。「来て良かった!」「素晴らしい話でした。」「勇気を貰いました。」「有意義な時間が過ごせました。」などなど。中には「この日のために福岡から来たんです。」「愛媛から駆けつけました!」と仰る方もいらして、トークライブは大成功で幕を閉じました。

今回の会場である広尾のINSOLITE BEAUTE Terraceでは、毎月第3土曜日にTerrace Marcheが開催されております。安心安全なお野菜やお勧めワイン、オーガニックの酵素ドリンクやスイーツ、アクセサリー、雑貨など幅広いラインナップのマルシェです。
他にも今回のような文化的なイベントやワインの試飲会など、楽しいイベントを随時行っていく予定ですので、皆さまお気軽に参加しに来てくださいね。

『ロケットは飛行機の延長で作られたものではない ロケットは月に行きたいという熱い想いから創り出された。あなたの月は何ですか?』
松村社長の言葉が胸に響きます。

» 本イベント会場では、毎月第3土曜日「テラスマルシェ」を開催中です!

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