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マチュアを楽しむ、ヒトマガジン
A

旅する哲学写真家 | Vol.3

海時間をお土産に

   Text : Jo Moriyama

雲を突き抜けるほど背が高いビル群。

人がひしめく交通網に目がチカチカする電飾に信号。

こんなにも人がいるのにまるで、
存在していなかったかのようにすり抜けていく、すり抜けていくんだ。

でもね。
本当は目を瞑るとこの街の本当の姿が見えて来るんだ。

空を遮る大きなビル群は消えて、雲がゆっくりと流れていく。

耳を澄ませていると聞こえて来るんだ。

地平線の向こうまで広がる海と大地の息吹が。

まるで波打ち際を靴でわざわざ歩くようにせかせかと生きなくても、
革靴なんか濡れる覚悟で堂々とあるいていけばいいんだ。
どんなにボロボロになっても、本当は一番いい裸足という靴をいつだって履いているのだから。

変わらないものがある。
変わらない時間軸がある。
命が宿ったこの身体に一番あった海時間は目を瞑ればあなたのすぐ隣に。

どこに居ても、どんな時も。

ジョー・モリヤマ
(Jo Moriyama)
写真家/トラベルジャーナリスト
1978年ハンガリー人の母と日本人の父の次男としてベルギーブリュッセルに生まれる。幼少期をベルギーとスイスで過ごし、4歳~20歳まで毎夏を過ごしたスイスのサマースクールには約60カ国から様々な子供達が集まっていた。その様な多国籍の教育環境の中で、国際感覚を身につける。14歳で日本へ移住、神奈川県鎌倉市で思春期を過ごす。

大学時代から世界を旅する事に時間を費やし、現在も旅を続けている。
各国の世界観や道徳を理解し、その国の目線で人や風土風俗を体験する事を好む。その為、インド、ギリシャ、仏教圏等の哲学や各国の宗教、神学、心理学に興味を持ち、常に自問自答しながら旅を続け、独自の世界観を確立させた。

「文法を正しく使えないと言葉を喋れるとは言えない」という父の教えに忠実に、フランス語、日本語、英語、イタリア語、ヒンディー語、ウルドゥー語といった多言語をマスター、アフリカ全土、インド・パキスタン、ベトナム、ラオス、ヨーロッパ各国、カナダ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド等、世界の約7割の地域でコミュニケーションが可能。

旅をする時にその国の言語が理解出来る事は、理解出来ずに旅をする事と比べて大変大きなアドバンテージだ。すれ違う人の何気ない会話が分かり、街並の看板やサインを全て読めるということは、その国の日常を理解出来るということ。様々な国に直接触れる度に、常識や価値観の大転換が起こる。この世界はどうなってるんだろう?違いを知ったり驚いたり納得したり...と、考えるのが好き。そして、世界中に色々な友達が出来た。そんな旅先の写真が切っ掛けで写真家を目指す。

故・山口イサオ氏の元で下積みをし、その後、青山スタジオに勤務後、26歳で独立。世界中を旅した経験から、撮影対象を理解し、人や物・景色の本質的な表情を引き出した瞬間を切り取る事を最も得意とし、世界を舞台にファッション撮影や広告、カタログ撮影等をおこなっている。

Instagram jomoriyama
http://www.jo-moriyama.com

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