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温泉くん | Vol.23

湯ノ花温泉(福島県)

   Text : Ayumu Komatsu

みなさま、ご無沙汰しております。温泉王子、通称「温泉くん」こと小松 歩(こまつ あゆむ)です。
今回ご紹介する温泉は、福島県・南会津地方の山奥に、ひっそりと佇む名湯「湯ノ花温泉」です。

福島県は全国的にも温泉の豊富な地域。その「温泉地数」は、北海道や長野県に次ぐ全国5位で、県内には約140ヶ所に温泉が湧いています。
南会津に湧く「湯ノ花温泉」は、温泉どころの福島県の中でも、屈指の歴史を持つ温泉地。発見は約700年前の鎌倉時代まで遡ります。


湯ノ岐川沿いに、和風の宿が数軒たち並ぶ温泉街は、茅葺き屋根が残り、いかにものんびりとした山村風景を醸し出しています。大きなホテルや高い建物のない景色は、商業的・歓楽的なニオイが全くない、昔ながらの素朴な「湯治場」のような雰囲気。まるで、田舎のおばあちゃん家に帰ってきたかのような、ほっこりする安心感があります。

風情あふれる「湯ノ花温泉」には、地元の生活に密着した共同浴場が4ヶ所あります。そんな共同浴場をめぐるのが、湯ノ花温泉おすすめの楽しみ方。入浴券は200円ですが、なんとこれ1枚で4ヶ所すべて入れちゃうんです!1ヶ所あたり50円という破格の料金設定。ですが、お湯は「ホンモノ」。4ヶ所とも「源泉かけ流し」の新鮮で贅沢な湯浴みを楽しむことができます。


温泉街の中心にある「星商店」。
入浴券はこちらか各旅館で購入できます。


温泉街の中心近くに佇む「天神湯」。
風情溢れる素朴な湯小屋は、混浴の湯船です。


こちらも温泉街の中心近くにある「弘法の湯」。
男女別のお風呂は広々としたつくり。シャワー・カラン等の設備も整う、誰でも入りやすい共同浴場です。


湯ノ岐川沿いに存在する「石湯」。
源泉の湧く石の上に湯小屋を建てたというシンプルなつくり。それだけに混浴ですが、かすかに甘い硫黄の香りが漂う、湯ノ花温泉屈指の人気共同浴場です。


温泉街から少し離れた場所に建つ「湯端の湯」。
男女別の内湯は、源泉が惜しげもなくドバドバとかけ流され、フレッシュで爽快なお湯を楽しめます。

無色透明の透き通ったお湯は、成分控え目の「単純温泉」という泉質。少し熱めの適温が心身に染み渡ります。肌触りはまろやかでやさしく、ほのかに新鮮なお湯の「甘い香り」が漂う中での湯浴みは、まさに至福の時間。素朴で情緒溢れる湯小屋と相まって、日々の心と身体の疲れがスーッと癒されていきます。

無色透明で成分の薄い「単純温泉」。濁っているわけでもなければ、温泉らしい硫黄の香りもしない…ですが、何百年も前から親しまれている「名湯」には「単純温泉」がとても多いんです。その理由のひとつは、成分が薄いため、身体への刺激が少なく、赤ちゃんから高齢の方、デリケートな方まで安心して入れるから。肌あたりなめらかでやさしいお湯だからこそ、家族みんなで入れ、万人から愛される温泉となったんですね。

そんなやさしい「単純温泉」ですが、今ではご家庭でも手に入るようになりました。
僕が使っているのはコレです↓

『WATERCOUTURE PURE SHOWER』

http://www.watercouture.com/nansui/

毎日のお風呂にコレを使うだけで、お家のシャワーが「超軟水」になっちゃう優れもの。水道水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンを大幅にカットしてくれ、シャンプーや石けんの泡立ちが抜群に!そしてきめ細かい泡と、「超軟水」の効果で、残りがちだった皮脂汚れや石けんカスまでスッキリ洗浄。男の僕でも、お肌ツルツル、髪ツヤツヤを実感しています。

南会津の深い山奥に佇む「湯ノ花温泉」。新幹線の停車する「那須塩原駅」から、車で約1時間半と、決してアクセスが良いわけではありませんが、少し行きづらい場所に行くのも「旅」の醍醐味のひとつです。日常の喧騒から隔離された空間は、まるで「鎌倉時代」にタイムスリップしたかのような雰囲気。ちょっと心が疲れたなぁ、と感じる方におすすめの温泉地です。

小松 歩
(Ayumu Komatsu)
1987年東京生まれ。大学の4年間を北海道で過ごし、その間に生死を彷徨う交通事故の後遺症治療で湯治を体験し、温泉に目覚める。
今では全国で1,100ヶ所以上の温泉に入り、今春には3年間努めたハウスメーカーを退職し、日々、温泉の研究に励みながら「温泉くん/温泉王子」として執筆活動をスタート。
連載に燃えています!

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