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LA REPORT

注目のMalibuワイン パート2

隠れたカリフォルニアワインの名所、Malibu(マリブ)

サーファーが愛する町、マリブ。実はワインの名産地でもあります。
今回は、マリブのワイナリーの老舗。1987年スタートの「Rosenthal – The Malibu Estate」をご紹介します。
夏日を記録することも多くなってきた、日本。カリフォルニアワインが美味しい季節の到来ですね。

part3 “Rosenthal – The Malibu Estate”
一連のマリブワインのお話のトリは、マリブで一番古いワイナリー

ウェストハリウッドの有名なホテルSunset Marquis(サンセット・マーキー)やいくつもの撮影スタジオ…。不動産業を中心に数々の事業を成功させているロサンゼルスでも有名な起業家ジョージ・ローゼンタル氏。
彼自身が1987年にマリブに所有する250エーカーの広大な敷地でぶどうを育て始めたことから、マリブでのワイン作りの歴史は始まりました。
その後2年という時間を費やして、ジョージはぶどう作りを本格的に学び、自分の敷地の中でも特にワインぶどうの栽培にぴったりの32エーカーの斜面にのみ苗を植え替え、大切に大切に育てました。
その甲斐あって、1991年のカベルネソーヴィニヨンの出来ばえはすばらしかったそう。こうして本格的なぶどう作りとワイン醸造をスタートさせ、現在のようにマリブが密かなワインの名産地になる基礎を築いたのです。

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「長いこと様々なビジネスをしてきて、初めて自分の名前を社名(商品名)にしたよ」とジョージは話します。そのくらいワイン作りに真剣に、誇りを持って取り組んできたということ。醸造責任者にはフランスのシャンパーニュメーカーDeutzで活躍していたクリスチャン・ルグナン氏を招き、徹底的なクオリティーコントロールを行なっています。ボトルをすぐに開けても、少し寝かせても、いずれでも美味しく楽しめるワインを目指しているそうです。

現在では、ぶどうを育てている土地とは別に、PCH(Pacific Coast Highway)沿いに専用のテイスティングルームを設けていて、連日多くのワイン好きな大人たちを集めています。目の前は、マリブの美しい海。波の音を聞きながら、潮風を感じながら、そしてタイミングが合えば、美しい夕日を眺めながら、ワインを味わうのは極上の時間です。さらに、UCLAでワインの講師も務めるニールが興味深いワインの話を披露してくれるかも…。

近くへ行った際には、ぜひ立ち寄る事をオススメします!

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Rosenthal The Malibu Estate
Wine Tasting Room

住所:18741 Pacific Coast Highway Malibu, CA 90265
電話:310.456.1392
月曜、火曜定休。
テイスティング最終開始時間は19:30
http://www.rosenthalestatewines.com