こんにちは。温泉王子、通称「温泉くん」こと小松 歩(こまつ あゆむ)です。
今回ご紹介する温泉は、栃木の一大温泉地、塩原温泉郷のひとつ「塩の湯温泉」です。
栃木県那須塩原市にある塩原温泉郷・塩の湯温泉は、温泉郷のメインストリートから離れた最奥地に湧き、現在では川沿いに旅館が2軒あるのみの閑静なところです。都会の喧騒から離れ、ゆっくりと滞在する旅にピッタリな温泉!ちなみに僕のケータイは圏外でした…笑
ここは古くから人々に愛され、2軒ある旅館のひとつの「明賀屋本館」は、1674年創業と340年の歴史を持っています。明治・大正時代には高村光太郎などの文人をはじめ、多くの湯治客が静養・保養のために訪れ、心と体を癒したそうです。
そして、塩の湯温泉の名物といえば、谷底にある渓流沿いの露天風呂!
昭和初期から続くこの露天風呂は、旅館の建物から外への長い階段を下ったところにあり、渓流と木々の緑と穏やかな自然が広がり、風の音と川のせせらぎのみが聞こえ、時がゆっくりと流れているようでした。お風呂も当時のままのレトロな雰囲気で、昭和初期にタイムスリップしたかのような贅沢な時を過ごせます。
温泉の方は…
塩の湯温泉という名前の通り、塩原温泉郷の中では、塩分を一番多く含んでいる温泉で、泉質はナトリウム/塩化物泉。少し熱めの適温で、舐めると少ししょっぱい心地のいいお湯です。
この温泉は別名「熱の湯」とも呼ばれ、塩分の作用で温まり効果が高く、新陳代謝と発汗が促進され、冷え症やダイエットに効果があるといわれています。
また、成分が皮膚表面と結びつき、お肌を薄い塩のヴェールで包んでくれます。それが肌の水分を逃げにくくしてくれ、湯上り後もお肌しっとり、もちもちが持続します。乾燥やカサカサ、シワなどが気になる方におすすめです。僕も湯上りは汗がなかなか引かず、お肌はもっちもちでツヤツヤでした~!
塩の成分は、入浴剤としてもポピュラーですよね!
僕が使っているのはコレです↓
塩の成分で温まり効果抜群、そしてラベンダーの優しい香りに癒されます!
ゆっくり時が流れる贅沢な空間と塩のパワーで、心も体もポッカポカになれる!そんな素敵な温泉です。