こんにちは。温泉王子、通称「温泉くん」こと小松 歩(こまつ あゆむ)です。
今回ご紹介する温泉は、岩手県の八幡平に湧く「藤七温泉」です。
藤七温泉は岩手県八幡平市にあり、標高1400メートルの「東北一の高所に湧く天然温泉」。高山植物に囲まれた天空のような高台に、山小屋風の宿がポツンと一軒だけたっている、映画のワンシーンのような景色の素晴らしい空間!
標高が高いため、10月下旬~4月下旬は休業していますが、これからの時期になっても冷涼な気候で、避暑にピッタリな場所です。ちなみに藤七温泉の名前の由来は、藤七という名の木こりが発見したからだとか…(平安時代の武将、坂上田村麻呂が発見した説もあるそうです)
藤七温泉の一軒宿「彩雲荘」には、男女別と混浴、それぞれ内湯・露天風呂があり、お風呂の数は合計13ヶ所もあります。特に露天風呂の眺望は圧巻で、岩木山をはじめとする山々の大パノラマは、ここでしか味わえない開放感です!晴れていれば、夜は満天の星、朝は日の出も見ることができます。僕が宿泊した日は快晴で、夜の露天風呂で流れ星も見られました。残像が残るぐらい明るい流れ星で、大感動でした!
お湯は、これぞ温泉というような、きれいな乳白色。しつこくなく、やさしいサラサラとした肌触りと、ちょうど良い硫黄の香りがアロマのようで、とてもリラックスできます。温度もぬるめで、景色を眺めながらのんびりと長湯するのがおすすめ。たまった疲れがスーッと抜けていくようで、だんだん癒されていきます。
ここの泉質は、単純硫黄温泉。硫黄は、血管拡張作用があり、溜まった老廃物を流してくれます。長湯と硫黄のパワーで、デトックス効果が期待できます。また、皮膚を軟化させ、お肌の余分な皮脂と汚れを落とす作用もあるので、体の内・外の両側から健康に、クリアな美肌に導いてくれます!
そんな硫黄の雰囲気を、ご家庭でも!こんな入浴剤もあります。
僕が使っているのはコレです↓
ほのかな硫黄の香りと乳白色のお湯で、藤七温泉を再現できます。
ちなみに、この入浴剤は浴槽を傷める硫黄は入っていないのでご安心ください。
ここでしか味わえないワイルドなロケーションで、心も体も生まれ変われる!そんな温泉でした。