こんにちは。温泉王子、通称「温泉くん」こと小松 歩(こまつ あゆむ)です。
今回ご紹介する温泉は、日本三名泉のひとつ、天下の名湯「草津温泉」です。
群馬県草津町、標高約1,200メートルの高原に湧く草津温泉は、宿泊施設が170を超え、一日の収容可能人数はなんと12,000人以上。湯量も豊富で、温泉地全体で毎分32,000リットルの温泉が湧いているそうです。しかもその源泉のほとんどが、動力ポンプによる汲み上げではなく、自然に湧き出しているもので、この湯量は日本一なんだそうです！
また、古くから湯治場として知られ、その評判は「恋の病以外どんな病気も治る」といわれるほど。江戸時代の温泉番付では、当時の最高位である『東の大関』に格付けされていました。(その温泉番付で、西の大関は有馬温泉。納得です)まさに、名実ともに日本を代表する温泉ですね！
草津温泉といえば、風情ある温泉街散策も楽しいですよね。江戸時代にタイムスリップしたかのような空間で、心身ともにリラックスできます。街中には、無料で入れる共同浴場が18ヶ所もあり、浴衣姿で温泉めぐりもまた一興です。ちなみに温泉街のシンボル「湯畑」は、世界的な芸術家・岡本太郎氏によるデザインなんだそうですよ。
草津の湯の特徴は、なんといっても酸性度の高さ。pH(ペーハー、ピーエイチ)はなんと2前後！雑菌などの殺菌効果は抜群！入るだけで全身消毒されます。刺激が強いため、傷口やひげそりあとにはとってもしみて痛い…間違って目に入ったら悶絶ものです(笑)。なので、お肌の弱い方は湯上り前に真水で流した方がよさそうです。ちなみにpH2というのは、人の胃液並みの酸性度で、あの恐ろしい大腸菌群も5～10分で全滅するほどの殺菌力があるらしいですよ。
こんな刺激的な温泉ですが、実は美肌効果もあります。強い酸性は、酸のパワーでお肌の表面を溶かし、肌の再生を促す、天然のピーリング作用があります。また、皮膚や粘膜を引き締める作用・アストリンゼント作用もあり、お肌のキメを整え、たるみ解消効果などが期待できます。お肌を優しくいたわるのではなく、刺激を与え、肌の眠っていたチカラを起こし活性化させる、また違ったアプローチで美肌に導いてくれます！
今回は、そんなことで殺菌・抗菌効果のある入浴剤をご紹介します。
僕が使っているのはコレです↓
柿渋エキスで、汗スッキリにおいスッキリ！さわやかな入浴剤です。
行楽シーズンの10月月ですね。高原の草津温泉はとっても涼しいです(夜は肌寒いかも…)。東京から車で3時間ほど、週末のちょっとした贅沢に是非！
