Qorretcolorage - コレカラージュ

彩り重ねるコレカラの人生
大人のハッピーエイジングメディア

セカイ通信 PARIS

パリ在住デザイナーからBonne Annee!
日常スタイルの徒然

Text : RYUZO NAKATA

前回の夏の寄稿からあっという間に時間が経ち・・・
VACANCESも、終わってるし、夏は忘れたし・・・
コレクションだ、なんだかんだで
2回、日本から戻り、クリスマス、お正月・・・
新年を迎えてしまいました・・・おめでとう ございます・・・。

明日から、SOLDE(バーゲン)・・・。
・・・で、何を、書きましょうかね・・・
毎回、何だかんだで、食でしたが・・・
何だか、疲れてきました、と、言うか・・・
マンネリには、飽きてしまいますね・・・
と、言いつつ・・・アペロや夕食は、勿論・・・

1

昨年、恵比寿3丁目に、肉屋 DESNOYER をOPENした
本人、HUGOと・・・

パリでも、最近はタパス系より、お肉系ですね・・・

2
3

ODEON近辺のタパス屋で、オーナーと・・・つまみですね・・・ダラダラな・・・

4
5

こちらは、肉、肉食で、元気いっぱいみたいな・・・

秋からの事を書くと・・・
9月は、いろんなSALONが始まります。
メゾンオブジェ・・・プレタポルテ・・・
忙しくなる前、凱旋門賞がメインのロンシャン競馬場に・・・

6
7

日本の競馬とは、全く異なりますね・・・お洒落をして、ゆっくりシャンパンを飲みながら
馬見せの後は、VIP用に、馬券売り場は招待席の横に・・・

9月は、エージェントに、服を渡し・・・

8
9

10月は、日本での、展示会・・・
(九州・札幌・大阪・東京)

10
11

札幌の安達学園では、エグゼクティブアドバイザーを・・・

戻ると、オーダーなどと同時に、新作の仕込みが始まり・・・
いろんな催しが・・・

12
13

AKI KURODAさんの個展・・・シャンパンを飲みながら、アート話を・・・
良い刺激になります・・・
これが、パリがアート村と言う・・・所でしょう・・・

最近、パリでは立て続けに、日本からの和牛の紹介&デモンストレーションが・・・
今後、日本国内では、難しくなるから、か、な?・・・

14

牛の説明から、産地、どうして・・・などなど、最後は、試食です・・・

そんな中に、テロが起こり・・・
その晩、家で友達たちと夕食をしていましたが、皆、動きが取れず、我が家に
お泊り・・・
翌日からは、パリ中・・・大変な事に・・・皆、気が動転・・・パニック・・・
3日間、外出、禁止令・・・

15
16
17

篭って、缶詰を食べる生活が・・・

やや経って、一瞬の気分転換で・・・小旅行・・・

18
19

エトルタの日没、有名な画家が描いていますよね・・・
夕食は当然の魚介で・・・ゆっくり・・・まったり・・・気分転換です・・・

12月にクリスマスコレクションを日本で・・・発表・・・
戻ってくると、イルミネーションも灯り、クリスマスの感じの予定ですが
今年は、ギリギリ迄、何だか、街中、静かでしたね
人が出ていません・・・
クリスマスは、フランス人は家族と、新年は友達などと外でワイワイなのですが・・・

20

トリュフも、お預け?・・・ありえませんよね・・・

21
22
23

ワイン・・・絶対飲むでしょう・・・でも、控えめに・・・

皆の生活の動きが変わってきたのか・・・
仕事に行き、そのまま・・・帰宅?・・・
その後の、お出かけが、減ったのでは?・・・
あんな事が、2015年に2度も起こると・・・
家族や周り、友達などの事を考えたり・・・
当然、神妙になりますよね。
健康、自分、何を・・・将来・・・
頭の中を、いろんな事が、巡ります・・・。

まー
そんな事があっても、皆、生きているので・・・
何かは、していますが・・・しないと、続けないと・・・
でも、何なんでしょう?・・・
楽しく?・・・いろいろ考えながら?・・・。
・・・と、言う訳で・・・なかなか書く事が・・・
思い浮かびません。
如何しましょうかね。

少しは、仕事の事でも・・・
こういう時期だからこそ、集中出来るのかも・・・
自分は、服を創る人間、絵形から形に・・・それプラスα・・・
IT系でなければ、営業でもない
こつこつと、服創りを、続けるのみ、地道に・・・

パリで生きていて、いろんな発見や刺激もあるのでしょう・・・
趣味・好みは、どんどん変わります・・・
今から、明日、明後日、と・・・
今日、出来た物が、翌日見ると、もう、古いとか
流行は、終わるもの。ビジネス過ぎと言うか・・・
誰かが、仕掛けています
僕は、スタイルを、重視しています、スタイルは、終わりません。
スタイルは、生活全てが含まれます。
嫌な物・嫌な事などで、良く、周りの人と揉めます
変えられないスタイルがあるのです・・・
これは、性格と同じなのかも・・・

白い紙に、イメージ&創造がたっぷりの絵を描く

24
25
26

→創造しているような生地を探す、同時にシーチングで型を創り→紙に取る→
生地を決めて、縫い縫いさんに縫製を・・・

27
28

ここからが、クチュールと言われる仕事
縫製した服に(時々、丸ごと、生地で直接の時も、あります)

29
30

イメージの仕上げを、全てハンドでプラスします
当然、用意しているレースや刺繍、スワロフスキー、テープやパイピングから
ホックなのかボタンなのか・・・
これが、終わりの無い夢なのです・・・

31

ウンガロ氏と・・・

32

プリント屋のベロッティーと・・・

中田 龍三
RYUZO NAKATA
1981年渡仏。メンズ、スポーツウエアー、バックなど服飾に関わるアシスタントを経て1984年より「エマニエル・ウンガロ」に従事。チーフデザイナーとして17年間活躍、コレクションにて世界各国を回る。2002年独立「RYUZO NAKATA PARIS」を立ち上げる。南仏でのヴァカンスにて、デニムに絵を描いたものが口コミで広がり、現在ファッションジャンルとして確立しているスワロフスキーやレースなどを施したデニム「ビジューデニム」の発案者として高い評価を得る。着心地と美しさを追求する細かい工程での製法、大量生産では出来ないオールハンドの服作りを今なお追求、パリ・メゾンのやり方を受け継ぐ。2011年より衣装製作、テーブルファブリックの出展などその活動を広げている。
http://ryuzo-nakata.com/