今年も桜が一斉に咲き誇る季節が訪れた。
初回は、一緒に旅に出る最初の拠点として、日本の花と和の心から始める事にしました。
地面の底で、桜の根っこ手をつないで春の訪れを告げる。
そして、桜にいつでも学ぶ。我々日本人はいつでも、
手を取り合って、花を咲かせる事ができるのだ。
桜がこの国を包む時、我々も手を取り合って歩む事をいつでも思い出す。
世界を旅して、外から日本を眺めると、他の国とは全く違う顔が見えて来る。
あの国は良くて、この国は良くないとかではなく、我々が誰とも比べる事のできない個性を持った存在だという事。
春の訪れを告げる国はそうたくさんない。世界には、雨季と乾季しかない国もあれば、亜熱帯の国、
凍るような大地が続く国もあれば、日本のように四季がはっきりしている国もある。
外から見た日本しか知らなかった僕にとっては、とても美しくこの国が見えている。
それは、安全で安心して生活が出来、人々に和の心がいつでも存在しているからである。
当たり前が当たり前でない事に気付き始める時、小さな事ががいつでも感動との出会いとなる。
だから、手を取り合って花を咲かせよう。
違う手を取り合ったとしても、一度手を取り合った過去は必ず我々、一人一人の糧となるだろう。
桜と和の国 日本
我々の旅はここから始まるのです。