Qorretcolorage - コレカラージュ

彩り重ねるコレカラの人生
大人のハッピーエイジングメディア

『似合う』があるハッピーライフ

夏に着たいワンピース

Text : Harumi Nakajima

皆様、こんにちは。骨格スタイルアドバイザーの中島はるみです 今回は、夏にさらりと着たい“ワンピース”をテーマに、骨格タイプ別の「似合う」のご提案です。

忙しい朝や何を着ようかと迷った時、ワンピースは1枚でコーディネートが決まる重宝なアイテムですね。朝出かけたその足で、ちょっとしたパーティーにも参加しなくちゃいけない!なんていう時にも、小物一つで、エレガントにも早変わりさせることができたり・・・。ワンピースのデザインがシンプルな物ほど、小物でのイメチェン効果が大きいですね。

では、骨格タイプ別に考えると、それは一体どのようなワンピースなのでしょう?
一緒に見ていきましょう。

「ストレート」

straight

ストレートタイプのポイント

○スッとしたラインの視覚効果が狙えるVネック。

○ノースリーブの場合は、袖口は肩から脇下に向かって直線的なラインのものを。

○ウエストラインは軽く絞りのある、ボディーにジャストフィットなサイズ感。

生地にはある程度のハリ感がある物や「上質」とされる素材を選ばれると良いでしょう。
上質な素材とシンプルラインは、ストレートタイプの立体的で綺麗なボディーをより際立たせてくれます。ストライプ模様やボウタイを結ばずに垂らしたような直線的な縦のラインを作ることもお勧めです。
小物を足すならば、Vに開いた胸元に、シンプルな一粒石のネックレスや、揺れないタイプのやや大きめなイヤリングなど、あまり華美にならない方が、ストレートタイプの良さが活かされます。

「ウェーブ」

wave

ウェーブタイプのポイント

○襟元に立体感や華やかさを演出してくれるタックドネック。

○華奢な肩幅をカバーしてくれつつエレガントさが出るフレンチスリーブ。

○若干ハイウェスト気味で、ふんわり広がりのあるスカート。

素材は、ソフトな生地を選ぶと良いでしょう。風に揺れるような柔らかい素材はウェーブタイプの優しくエレガントな雰囲気にぴったりです。
小物を足すなら、揺れるイヤリングや小さめなバック。甘さが得意なタイプではありますが、あまり甘くしたくない方は、寒色やモノトーンなど、色でシックに寄せてあげましょう。

「ナチュラル」

natural

ナチュラルタイプのポイント

○首元や胸元を開け過ぎないボートネック。

○広めの袖口、ベルスリーブなど。

○トータルバランスが綺麗に見える膝下丈。

生地には綿や麻などの天然素材を選ぶと良いでしょう。
体にフィットし過ぎないライン、ストンとしたボックスタイプのシルエットを作るのがお勧めです。また、デザインでステッチが入るなど、ラフでカジュアルな雰囲気を出すと、よりナチュラルタイプらしさが活かされます。
小物はやや大きめなカゴバックや木製のバングルなど、やはり自然素材がお勧めです。

以上3タイプの違いはなんとなく分かりましたか??

3

1枚で簡単にきちんと感を出せるワンピースは、これからの季節にはとっても重宝しますから、ぜひ様々なシーンで活用くださるとよろしいかと思います。
骨格スタイルを取り入れて、より快適にハッピーにこの夏をお過ごし下さい。
それでは、また来月もタイプ別の「似合う」の題材を変えてお伝えしますね。

イラスト協力:tingying

中島 はるみ
Harumi Nakajima
1964年神奈川県出身。1979年にキリンレモン6代目イメージガールとしてモデルデビュー。1983年よりファッションモデルとして活躍。多くのオートクチュールやハイファッションブランドの服に触れ、イッセイミヤケで念願のパリコレデビューも果たす。その後、結婚して引退したものの、7年のブランクを経て光文社の雑誌VERYで復帰。同じく光文社の雑誌MARTでは創刊号より専属モデルとして表紙、連載ページも担当。ファッションに関わり続けてきたキャリアをフルに活かし、現在は骨格スタイルアドバイザーとして第3のキャリアに邁進中。骨格に基づくメソッドで、体系別の「似合う」探しをサポートしています。
http://haruminakajima.com