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『似合う』があるハッピーライフ

水着&リゾートウェア

Text : Harumi Nakajima

いよいよ夏到来。今年の夏は水着やリゾ-トウェア選びに“骨格タイプ”を意識してみませんか?素材、形、柄など、各タイプ毎に似合う要素が違います。似合う要素をより多く取り入れるとビーチやプールサイドでキラリと個性が光ること、間違いなしですよ。

たとえば水着の上にさっと羽織るなら・・・
どんなアイテムが良いのか、3タイプのリゾートウェアを見ていきましょう。

「ストレート」

ストレート

都会的な印象が得意なストレートタイプの水着のトップスは、曲線的ラインよりも直線的なラインを取り入れて。さらに胸元がスクエアラインだったなら、ストレートタイプのボディをもっと美しく魅せてくれるでしょう。メリハリのあるボディをもつこのタイプは、引き算の法則に則って、ミニマムだったり、シンプルな装いが似合います。立体感のあるヒップには、シンプルなパレオが素敵ですね。素材は薄手のポリエステルより、多少地厚な綿が良いでしょう。ウエストでジャストに巻くより、ヒップハングで巻いて頂くと、ヒップラインをより美しく、女性らしさを際立たせてくれます。柄を選ぶなら断然ストライプ。色のコントラストがはっきりしているものがオススメです。小物のカゴバックにも網目の細かい、かっちりとしたスクエアのものがいいですね。

「ウェーブ」

ウェーブ-(1)

柔らかい印象を得意とするウェーブタイプは、胸元が曲線ラインを描く水着トップスがお勧めです。柄はたとえばボーダー。でも、あまり太すぎず、ラインの細めな物を選ぶと良いでしょう。
ワンピースは取り入れやすいアイテムなので、ぜひ水着の上には素材感が柔らかいシフォンのものをオススメします。脱ぎ着のしやすい大きめなVネックは、実はあまり得意としないデザインですが、レースが使われていたり、曲線的なインナーをあえて見せることで、「似合う」に転換します。このような水着とワンピースの重ね着することによって、アンダーバストから広がるタックが上半身にボリュームを持たせることで、ウェーブタイプの体型を程よくカバーし、かつ得意な軽やかさ、優しさも演出してくれます。
カゴバックは若干小さめで、ゆる編くらいの柔らかさのあるタイプがオススメです。お花やリボンの装飾があるものもこのタイプらしいアイテムですね。

「ナチュラル」

ナチュラル

その名称の通り、自然な印象のものが得意なナチュラルタイプは、“エスニック調”がとてもよく似合います。水着のトップスには、たっぷりなフリンジが平面的なボディに立体感をプラスしてくれます。カジュアルな装いが得意なので ゆったりしたパーカーをラフに羽織るのも素敵です。素材は肌質に合った麻混であると、なお素敵ですね。デニムも切りっぱなしであったり、パンツのボタンをわざと外して着崩すなど、ナチュラルタイプが得意なラフ感たっぷりな着こなしを楽しんでみてください。水着に合わせて、バッグもフリンジにしてみては?バッグのサイズ感は、やや大きめでもOK。ショルダーを斜め駆けするなど、ラフに持って頂くのが“らしい”スタイリングです。

total

それでは3タイプのポイントをまとめます。

ストレートタイプは全体的に直線ラインのデザイン/パターンを意識する!

ウェーブタイプは全体的にふんわりした柔らかなボリューム/動きを意識する!

ナチュラルタイプは全体的にカジュアルな感覚/着こなしを意識する!
以上、今回は3タイプ別、似合う水着&リゾートウェアの提案でした。
素敵な夏の思い出を沢山作って下さいね!

イラスト協力:tingyig

中島 はるみ
Harumi Nakajima
1964年神奈川県出身。1979年にキリンレモン6代目イメージガールとしてモデルデビュー。1983年よりファッションモデルとして活躍。多くのオートクチュールやハイファッションブランドの服に触れ、イッセイミヤケで念願のパリコレデビューも果たす。その後、結婚して引退したものの、7年のブランクを経て光文社の雑誌VERYで復帰。同じく光文社の雑誌MARTでは創刊号より専属モデルとして表紙、連載ページも担当。ファッションに関わり続けてきたキャリアをフルに活かし、現在は骨格スタイルアドバイザーとして第3のキャリアに邁進中。骨格に基づくメソッドで、体系別の「似合う」探しをサポートしています。
http://haruminakajima.com