皆様こんにちは。
肌寒い日が続き、季節が冬に向かっているのをひしひしと感じます。
冬になると着太りしちゃう・・・・という声をよく聞きますが、皆さんはそのような経験はありませんか?着太りの原因は、“素材や形が合っていない”という事が大きな原因かもしれません。
今回は、骨格タイプ別の素材、特にこれから活躍するニット素材について、お話をさせて頂きます。そして、それに合わせるボトムスコーディネートも参考にして頂ければと思います。
冬に活躍するのは、やはり暖かいセーターですね。
皆さんはニットとセーターの違いってご存知ですか?
その前に、「ニットとセーターってイコールじゃないの??」と思った方は多いのではないでしょうか?実は私自身も素材をきちんと意識するようになるまでは、ニット=セーターだと思っていました。
ニットとは、1本のループを作りながら編まれた布地の事。セーターとは衣類の形状の種類です。なので、セーターだけをニットと呼ぶのではないのですね!!
それでは、この冬に着たい、似合うニット素材はどのような物か、各タイプ別にご紹介します。
ストレートタイプ
ストレートタイプは、細めの糸のハイゲージがお勧めです。スムースなカシミアニットなどは軽くて、上品な光沢があり、肉感的でリッチな肌質を引き立てます。
上質な素材のシンプルなデザインで“きちんと感”を出す事が得意なタイプなので、襟元は直線的なVラインの他、深めのUネック、折り返しの無いハイネックなど、首元がすっきりと、もたつかないデザインのほうが良いでしょう。
合わせるボトムスは、適度なハリ感のあるウール素材のワインドパンツなどが今年らしくてお勧めです。ワイドの中でも、比較的広がりの少ない物やセンタープレスの入ったもののような縦のラインを強調している形がいいですね。
ウェーブタイプ
ウェーブタイプは、柔らかいソフトなモヘアニットがお勧めです。
毛足が長く、ふんわりした印象が女性らしさを際立たせ、寂しくなりがちな上半身を良い感じにボリュームアップしてくれます。またショート丈のニットがとても似合ったりもしますので、サイズ感はルーズではなくタイトなものを選ばれるほうが良いでしょう。
襟元はオフタートルや、ボトルネック、浅めのラウンドネックなど、開きの少ない物やボリュームのあるものがお勧めです
合わせるボトムスは、ふくらはぎあたりの長さのミモレ丈スカート、ガウチョパンツなどがお勧め。ギャザーやフリルが得意なので、ウエストが緩やかなギャザーだったりするデザインもバランスが取りやすいです。ぜひトップスをインにして、少しハイウエスト気味にコーディネートしてみて下さいね。
ナチュラルタイプ
ナチュラルタイプは、太めの糸のローゲージがお勧め。太い毛糸で編まれた詰まった網目のウールニットなどのずっしりした形でも、ナチュラルタイプの方だと重たくは感じさせず着こなせます。たとえば、胸や袖などにケーブル網みが施されているデザインは、立体感とカジュアルさを演出し、ナチュラルタイプならではの女性らしさを漂わせてくれます。
ぜひボックス型のフォルムをゆったりと着こなし、スタイルの良さを際立たせましょう。
襟元はタートルネック、ボトルネック、ドレープドネックなどがお勧めです。
合わせるボトムスは、リラックス感たっぷりなコーデュロイパンツが素敵です。シルエットはベルボトムなど、ゆとりとボリュームのバランスが取れたものを。前身頃をルーズにインして、全体的な緩やかさに軽いウェストマークのアクセントを持たせてあげるといいですね。
皆様、いかがでしたか?
ぜひこれからの季節に暖かい、ニットセーターコーディネートを楽しんでくださいね!!