Qorretcolorage - コレカラージュ

彩り重ねるコレカラの人生
大人のハッピーエイジングメディア

OTONA LOUNGE

鞍田崇(哲学者)
門脇耕三(建築家/建築学者)

かっこ良くてチャーミングな大人たちの現在、過去、未来…、その生き様や考え方から、皆様にもっと楽しい「今」、そして、ポジティブな「明日」を感じていただくオトナの対談です。ヒトの人生はパワフルで興味深い!
OTONA LOUNGEとは、ホストとなる方が「今、話を聞いてみたい」と思う新たなゲストをお迎えし、そのゲストが次回のホストとなる、リレー形式の対談プログラムです。
今回は建築家/建築学者の門脇耕三さんが、哲学者であり、人間・環境学博士として明治大学で教鞭を執る鞍田崇さんをお迎えします。

■対談中の書籍/資料

工藝創刊号〜十二号

本藍染のからむし布を使った本「からむしを績む」渡し舟 編著

鞍田氏が学生時代に読み込んだハイデガーの「存在と時間」日本語訳書と原書

鞍田 崇
Takashi Kurata
Philosopher
1970年兵庫県生まれ。1994京都大学文学部哲学科卒業、2001同大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専門は哲学・環境人文学。日本学術振興会特別研究員、総合地球環境学研究所(地球研)特任准教授等を経て、2014年より現職。理工学部総合文化科目とあわせて、大学院理工学研究科建築・都市学専攻総合芸術系を担当。近年は、ローカルスタンダードとインティマシーという視点から、工芸・建築・デザイン・農業・民俗など様々なジャンルを手がかりとして、現代社会の思想状況を問う。
https://takashikurata.com
門脇耕三
Kozo Kadowaki
Architect
建築家、建築学者。明治大学准教授、アソシエイツ株式会社パートナー。博士(工学)。
1977年神奈川県生まれ。2000年東京都立大学工学部建築学科卒業。2001年東京都立大学大学院修士課程修了。東京都立大学助手、首都大学東京助教などを経て現職。現在、明治大学出版会編集委員長、東京藝術大学非常勤講師を兼務。第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展にて日本館のキュレーターを務める。
専門は建築構法、構法計画、建築設計。効率的にデザインされた近代都市と近代建築が、人口減少期を迎えて変わりゆく姿を、建築思想の領域から考察。建築の物的なエレメントへのまなざしに根ざした、独自の建築論も組み立てている。
著書に『ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡』(TOTO出版,2020年)、建築作品に《門脇邸》(2018年)、受賞に日本建築学会作品選奨(2020年)など。
https://www.kkad.org/